ケアマネ試験を得点率9割で1発合格した私が、どのような方法でケアマネ試験の勉強をして、1発合格できたのか?をお伝えしている、
ここまで、ケアマネの試験対策として私がオススメする教材をご紹介してきました。

でも、ここであなたは次のように思うかもしれません・・
- じゃあ、これらの教材を使ってどうやって勉強していくの?
- 合格するための勉強方法が知りたい!!
確かに教材を紹介しただけでは、このような疑問がでるかもしれませんよね(^^;)
そこで、今回から【実践編】として得点率9割を叩き出した私が、実際にユーキャンの『ケアマネジャー講座』をどのようにして試験勉強に活用したのか?についてお伝えしていきます。
6分野6冊の「基本テキスト」の内容
まずは、ユーキャン『ケアマネジャー講座』の基本テキストであるこちら(※画像は2017年度版)

6分野6冊あるので、ザックリですが内容をお伝えしていきます。
① 介護保険制度論(介護支援分野)

「介護保険制度の全般的なこと」について。
例えば、
- 介護保険制度の成り立ち
- 現状の介護の状況
- 介護保険サービス事業所の決まり
など介護保険制度の大枠的な内容です。
② 介護支援サービス論(介護支援分野)

「ケアマネジャーに関すること」について。
ケアマネジャーとしての“心構え”や“あり方”、業務内容などケアマネとして知ってほしい内容です。
③ 高齢者介護論Ⅰ(保険医療サービス分野)

「高齢者に多い病気」について。
- 脳や神経
- 肺や心臓などの循環器
- 骨・筋肉などの運動器
など各器官ごとの病気についての内容です。
④ 高齢者介護論Ⅱ(保険医療サービス分野)

- 食事の介護・睡眠の介護など各場面に対する介護
- 薬剤管理や感染症などの介護にからむ医療分野
についての内容です。
⑤ 高齢者支援論Ⅰ(保険医療サービス分野)

訪問介護や訪問リハビリテーションなど、「介護保険適用となる各医療サービス」について。
⑥ 高齢者支援論Ⅱ(福祉サービス分野)

- 介護保険適用となる介護サービス事業所の種類
- 高齢者以外の福祉サービス
についての内容です。
ザックリと、6分野の基本テキストの内容をお伝えしました。でも、実際の本試験ではこれらの6分野が均一に出題されるのではなく、分野によって出題される比率が違うということを少し頭に入れておいてくださいね。
※出題分野については、下の記事で詳しくお伝えしています↓↓

基本テキストを使って、まず最初にやること
それでは、いよいよ本題に入っていきますね。まず、あなたに1番はじめに行ってほしいことがあります。
それは・・・
6冊の基本テキストをすべて一読・流し読みする
ということ。まず、何よりもこの作業を行ってみましょう !(^^)!
そして、流し読みにはいくつかポイントがあります。
- 本を流し読みするように、テキストを流し読みする
- 細かい用語は覚えなくいい
- 時間をかける必要はない
- 難しいところは、飛ばして読んでもいい
- 暇なときに、どんどん読み進める
以上のことを意識して、流し読みしてください (^^)
なぜ、流し読みで一読するのか?
流し読みをする理由はいくつかあります。
- ケアマネジャー試験に必要である基礎的な知識をなんとなく理解する
- 「勉強しますよ!」と、体にチューニングする
- 体や脳を勉強体質にする
それでは、これらのことを順番に説明していきますね。
理由①:ケアマネジャー試験に必要である「基礎的な知識」をなんとなく理解する。
ポイントは基礎的な知識。私が思うに、ユーキャンの通信講座は主に「基礎力を養う教材」だと考えています。
ここで、あなたは基礎力って何?と思うかもしれませんよね?
私の解釈は、
- 覚えなければいけない用語
- ケアマネジャーとして、最低限は知っておくべき知識
- 試験問題にでる内容の流れ
だと思います。
これまでの記事で、基礎力をつけることで本試験の6~7割の問題を解答できるとずっとお伝えしてきました。
そのために、まずは6分野6冊のテキストを流し読みして、“なんとなくこんな内容だったな・・”と脳に意識させるのです。
よく私が読書をするときのやり方ですが、私は1回読んで終わりにはしません。
まずは一読・流し読みして内容をおおざっぱに理解する。そして細かいところは2回、3回読み直して少しずつ深く理解していきます。
例えるなら、まずは「森全体を見る ⇒ 森の中に入って、木々や葉っぱを見ていく」という感覚。

ぜひ、基本テキストを軽くでいいので一読・流し読みし、ザックリ内容を把握してみましょう (^^)
理由②:「勉強しますよ!」と、体にチューニングする。
少しスピリチュアルな感じですが、しっかりとした脳科学の分野でいわれていることです(実際、私はスピリチュアルや精神論的なものが好きですが・・)。
例えるなら波長合わせ。
考えてみてください。あなたは自分の嫌いな人とは話したいと思わないし、顔を合わせるのも嫌ですよね?それって波長が合わないからなんです (>_<)
でも、これからあなたがしようとするのは嫌いな人(勉強)とお付き合いをすること(まあ、勉強が好きな人は違いますが・・)。
では、その嫌いな人(勉強)に波長を合わせるにはどうするか?
それは、少しずつ嫌いな人(勉強)と付き合っていき、理解していかなければいけないということ。つまり、テキストを一読することによって、「勉強する」ということに対しての波長を少しずつ合わせていくのです。
そうですね・・、挨拶みたいなものだと思ってください 。
こんにちは!よろしくね、ケアマネのテキストさん (*^^*)
みたいな感じ(笑)

そして、波長が合ってくるしたがって自然と仲良くなってきますよね。ぜひ、これから仲良くやっていくために一読してみてください (^^)v
理由③:体や脳を“勉強体質”にする。
これは『理由②』の話の続きで、とっても大切です!
人間は本能的に“現在の状態を維持しようとするメカニズム”が働きます。これは潜在意識で働くメカニズムなので、けっして逃れないもの。
あなたは潜在意識という言葉を聞いて、
またまた、怪しいこといって~・・
と思われかもしれませんね(笑)
でも、潜在意識は脳科学の分野で研究されているしっかりとした学問。簡単にいうと“無意識”です。
そう、あなただけなく私も無意識で現在の状態を維持しようとするのです。
例えば、
- 勉強をずっとしているなら、ずっと勉強している
- ずっと貧乏なら、貧乏の状態のまま
- 暗い人は、ずっと暗い性格のままでいる
など、現在の状態を保とうとします。もっと簡単に言い換えるなら習慣ですね (^^;)
だから、何かを変えたいと思っている人は、いままでの習慣が身についてしまっている。
変えたい!と思っていても現状を維持するメカニズムが邪魔をしてしまって、いつまたっても変えることができないのです。
つまり、勉強する気が起きないんだよな~という気持ちは・・・
勉強しない!という無意識の行動がずっと続いているからこそ沸き起こる気持ちで、この無意識の行動がブレーキになってしまい、いつまでも勉強できないという現状が続いてしまっているんですね。
これでは、いつまでたっても先には進みませんよね?
では、どうどすればいいのかというと、
という現状に書き換えればいいのです!

なんだか、そんなの当たり前じゃ~!という声が聞こえてきそうですね (^^;)
そこで『理由②』でお伝えしたことを、もう一度見直してみてください。
『理由②』では、ケアマネジャーの勉強というものに対して自分の波長を合わせるチューニング作業であるとお伝えしました。
その波長を合わせるために、テキストを一読・流し読みするということでしたよね?
実は、この流し読みをすることで少しずつ、本当に少しずつ“勉強するという習慣(現状)”に変わってくるんです。
そして、
という現状が潜在意識レベルで書き換えられたとき、あなたのケアマネ試験に対するモチベーションは加速してきます!!
以上、6分野6冊のテキストを一読・流し読みする理由をお伝えしてきました。
全部は信じなくてもいい。でも話半分でもこのことを意識しながら、まずはテキストを一読してみてください !(^^)!
ただ単に流し読みするだけではなく、上記の「理由①~③」のことを意識しながら読み進めるとさらにGood!
意識することで、読み方に違いがでてきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね (*^^*)
次回は、ユーキャン『ケアマネジャー講座』の勉強方法②として、基本テキストを一読し終わった後の勉強方法についてお伝えしていきますね (*^^)v
【次回はこちら↓↓】

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